すいません、紛らわしいタイトルで。。(≧▽≦)
初海外の事です、はい。
このブログの続きです。
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海外に行ったこともなかった自分が、日本の大手メーカーの電設資材・建設資材の代理店として
東南アジア向けに輸出する「貿易商社」に就職しました。
商社に入社して「初めての出張」であり、私にとって「初めての海外」は、
「阪神大震災」、「地下鉄サリン事件」。。と続いた1995年のこと。。
行先は「韓国」
お恥ずかしい話、それまで私は「海外」に行ったことがありませんでした。。
にもかかわらず、「取引先の大手メーカーの課長と係長をお連れする」という大役です。
(≧▽≦)
いよいよ出発の日。
いちど会社に寄ってから空港に向かったのですが、
ある先輩から「悪いけど、これ(韓国の駐在所長に)持って行ってくれる」
と何かわからない物 を預かりました。
「なんですか?これ」
「あぁ、気にしなくていいよ。大丈夫やから。とにかく持って行って」と言われ、
時間もないのでスーツケースに詰め込み出発です。
生れてはじめて空港を利用するので、事前に買ってたガイドブックに従って、
「チェックイン」「セキュリティ」「出国」・・・と無事通過し搭乗。。
ふーッ ・・・・ と汗をフキフキしてたら、あっという間に韓国に着きました。(近い)
韓国に到着して入国手続きを行い、最後に税関です。。
「もうここまで来れば大丈夫やろ・・」と思ってたら、
スーツケースをX線に通した時「税関職員」が悲鳴をあげました。。
何人も税関職員が集まってきて、
『ホワッツディス!』
と私にX線を見せました。
「コ、コ、コレ は・・・・」 (゚Д゚;)
そうです。
例の先輩にハンドキャリーを頼まれた商品でした。
X線を見ると、それはまさに「ピストルの弾」のような形をしています。
「弾やん!!!!・・・いや、ちゃうちゃう!そんなはずない。。」
落ち着いて先輩から手渡されていたインボイスを見ると「ドリルの先っちょ」でした。。
紛らわしいやないかい!!!!!
時は地下鉄サリン事件で各国の空港がピリピリしていた時期です。
そんな中での「ドリルの先っちょ」だったので止められたわけですが、
インボイスをもとに説明しても商品は返してくれませんでした。。
やむなく「現地駐在所の職員が後で取に来る・・・」ということで空港から出られたわけですが、
これが私にとっての「初海外」だった訳です。。